信徒各位、日在メールです。忘れても土に落ちたる種は時を得て必ずはゆる。まかんと思えど物におさめてまかざる種ははえたる例なし。されば善悪因果の道理眼前なれども、愚かなる人は悪を止めず、善にすすまず。地獄極楽は衆生の心を和らげん為の方便也とただいいて、無理にしいて好むままに物をいいて他人の難儀をかえりみず。(日扇聖人)
連絡先(nitizai) 水谷信洋
日在h290308 因果の道理
信徒各位、日在メールです。因果の道理しらざる者は、何事も自力にてなるように思わんなれど、凡夫過去をしらず未来をしらず。されば現在もまなこにうつることのみにて、ことわざにいう一寸先はやみ也。(日扇聖人)
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日在h290307 今生の昇沈
信徒各位、日在メールです。山にはえたる松・杉・檜も、仏像ときざまれて敬はるあり。木履(もくり)となりて足にふまるるあり。草木国土此のごとし。人間今生の昇沈、過去の因果也。人、明日を思わば今日こそ大事なれ。
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日在h290306 世の中は
信徒各位、日在メールです。世の中は横づちを宙につりたるが如し。押せば此方へ来る也、引けば向うへ逃ぐる也。(日扇聖人)
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日在h290305 富める者は
信徒各位、日在メールです。富める者は楽しみを貪りてすべて後生を知らず。貧しき者は憂いをいだきていよいよ罪障をつくる。(日扇聖人)
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日在h290304 むさぼりの迷い
信徒各位、日在メールです。わが心眼はむさぼりの迷いにくらむ故に一寸先は闇。故に真っ先を信行の提灯に照らし今日の闇を除くべきを、灯びを背にして向うの見えぬ眼にて向うをにらむ故に、不祥の災難・火・盗・病の穴に落つ也。(日扇聖人)
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日在h290303 欲はこわい
信徒各位、日在メールです。ちえの眼も欲にはくらむ、色に迷へば忠義もわするとて、およそ欲ばかり人を愚かにするものはなし。(日扇聖人)
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日在h290302 迷えるゆえに
信徒各位、日在メールです。迷えるゆえに心自在ならず、くくられたるがごとく、つながれたるがごとし。それがために遠きにゆかれず、夜のめも寝られず。日月は明らかなれども迷える人の心はくらし。大地は堅固なれども心の闇には人のふみかぶる穴あり。(日扇聖人)
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日在h290301 口から出た言葉は
信徒各位、日在メールです。口から出た言葉は人に何らかの影響をあたえる力を持っています。感謝の言葉は人に喜びや安心感を与え、愚痴や他人の陰口は困惑や警戒感を与えてしまいます。この影響力を持つ行為が「業」です。善い言葉には喜びの報いが、悪い言葉には苦の報いがあります。人間のつくる業は言葉だけではありません。心で思ったこと、身体で行動したことにも、それぞれ相応の報いがあります。
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日在h290228 三月の御講奉修
信徒各位、日在メールです。三月の甲御講では寂光の道しるべ106頁「妙法蓮華経を飲む」を、乙祥月御講では52頁「今を大切にすれば苦は乗り越えられる」を拝読します。ご法門後には寂光の道しるべ教義編79頁「竜の口頸の座」を読み合わせた後に、これだけは伝え遺したい御利益の経験を話し合っていただきます。
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