信徒各位、日在メールです。何か有難いことがあったから感謝するのでなく、先に感謝の言葉を口にすると有難いことが起きてきます。この順序は、「人を敬えば人また我を敬う」「人を軽しめれば人また我を軽しめる」という因果関係と同じです。心は鏡のように互いの気持ちを映します。(寂光の道しるべ82頁) 連絡先(nitizai@myooji.com) 水谷信洋
月別: 2019年2月
日在h310209 寂光の道しるべ
信徒各位、日在メールです。妙法蓮華経の中には、悩み苦しむ人々を救わんとする仏の知恵と慈悲がつつまれています。仏の悟りを分別し、理解しようとしても歯が立ちません。理解しようとするのではなく、そっくりそのまま写し取る修行が題目口唱行です。題目を唱えたからといって、仏の悟りが身につく訳ではありません。あさましい人間のままでありながらも仏の知恵と慈悲をわが身に頂くには、心を空っぽにして静まり返った水面のように素直にします。つまり、自分考えを出来るだけ働かさないのがコツです。(寂光の道しるべ79頁) 連絡先(nitizai@myooji.com) 水谷信洋
日在h310208 寂光の道しるべ
信徒各位、日在メールです。「一日の無事を感謝しながら生きることが大切だ」と教えるご法門があります。頭で聞く人は、それはそうかもしれない、悪い教えではないといった理解のしかたをするでしょう。また、災難に遭った経験によって平穏無事の価値を思い知らされた人は、本当にそうなのだと心から理解します。もう一つの聴き方は、日々の無事を感謝せよという教えをすぐ実行にうつし、毎日「ありがとう」と口癖のように言うことです。その行動によって自分は守られている、運が良い、と実感させられる場面が本当に増えてくることを体験します。これが、身体で分かる、なのです。(寂光の道しるべ73頁) 連絡先(nitizai@myooji.com) 水谷信洋
日在h310207 寂光の道しるべ
信徒各位、日在メールです。仏の教えを聞くことを御法門聴聞といいます。聴いて理解しようとするのにも、頭で分かる、心で分かる、身体で分かる、と何段かの奥行きがあります。仏の教えは、俗にソロバンは逆さに持てと言われるように、何が損の種まきで何が得の種まきかという判断基準が、我々の思い抱く料簡とは異なる場合が多いもので、聴いても上辺の内容しかわからない場合がよくあります。(寂光の道しるべ72頁) 連絡先(nitizai@myooji.com) 水谷信洋
日在h310206 寂光の道しるべ
信徒各位、日在メールです。子や孫に、より幸せな人生を送ってほしいと願わぬ親はありません。そこで多くの人が、子供により高いレベルの教育をつけてやりたい、出来ればより多くの財産を残してやりたい、と考えます。しかし、必ずしも高いレベルの教育を受けさせることが豊かな人間性につながるとは限りません。また、財産が幸福を呼ぶとも言えません。結局は、子や孫が何を幸せと思う人物になるかに懸かっています。(寂光の道しるべ69頁) 連絡先(nitizai@myooji.com) 水谷信洋
日在h310205 寂光の道しるべ
信徒各位、日在メールです。信心とは、生きてゆく上での様々な苦しみをのりこえる心得を教わる道です。一つは、口癖のように「ありがとうございます」と言う習慣をつけて不足を思う心を切りかえます。今を感謝の気持ちで生きられれば、先々がよろこびに包まれた人生になるのは道理であり、必然です。(寂光の道しるべ68頁) 連絡先(nitizai@myooji.com) 水谷信洋
日在h310204 寂光の道しるべ
信徒各位、日在メールです。朝一番にお寺に行けば、一日の初めの時間、即ち「命のお初」を仏に差し上げる功徳がいただけます。眠気や疲れをいとわずお寺に向かうことで、労力、即ち「身」を仏に差し上げる功徳がいただけます。電車やバスの交通費をかけてお寺に行くことで財を供養する功徳がいただけます。(寂光の道しるべ62頁) 連絡先(nitizai@myooji.com) 水谷信洋
日在h310203 寂光の道しるべ
信徒各位、日在メールです。一年の計は元旦にあり、一日に計は晨(早朝)にありと言われるように、時間を有効に使うためには一日の初めに何をするかが重要なカギを握っています。妙法を唱える信行を一日の初めに行えば、その日が幸運に包まれたものになることは疑いありません。問題は、この題目口唱の習慣を何処でどうやって実行するかです。それには、早朝にお寺参詣するのが一番でしょう。(寂光の道しるべ61頁) 連絡先(nitizai@myooji.com) 水谷信洋
日在h310202 寂光の道しるべ
信徒各位、日在メールです。自分はいつも何かに守られている、運が良いと信じることが幸運を呼び寄せます。日常の些細な出来事にも、運が良いと思えることがあったら「ありがとうございます」と声に出してお礼を言いましょう。すると、運が良いと思える出来事がさらに増えてゆきます。それが習慣になると、今日も健康に恵まれた、無事に過ごせた、という当たり前と思っていたことにも感謝の思いが感じられるようになります。(寂光の道しるべ59頁) 連絡先(nitizai@myooji.com) 水谷信洋
日在h310201 寂光の道しるべ
信徒各位、日在メールです。佛立本旨講では、病気に苦しむ人があれば、多数の信者が病気全快を願って祈願をかけ、本堂に集まって題目口唱する、という形で仏の教えを日常的に実践しています。これが大きな力を発揮して、多くの病人の支えとなっています。この菩薩行の喜びによって充実した人生を送れば、苦しみの多い娑婆というこの現実の世界に住んでいながら、苦しみのない寂光浄土の喜びを味わうことが出来ます。(寂光の道しるべ58頁) 連絡先(nitizai@myooji.com) 水谷信洋