日在h310209 寂光の道しるべ

信徒各位、日在メールです。妙法蓮華経の中には、悩み苦しむ人々を救わんとする仏の知恵と慈悲がつつまれています。仏の悟りを分別し、理解しようとしても歯が立ちません。理解しようとするのではなく、そっくりそのまま写し取る修行が題目口唱行です。題目を唱えたからといって、仏の悟りが身につく訳ではありません。あさましい人間のままでありながらも仏の知恵と慈悲をわが身に頂くには、心を空っぽにして静まり返った水面のように素直にします。つまり、自分考えを出来るだけ働かさないのがコツです。(寂光の道しるべ79頁) 連絡先(nitizai@myooji.com) 水谷信洋