日在h290111 ゆうべの夢

信徒各位、日在メールです。ゆうべの夢のけささめて、あとかたもなくきえにけり。その夜々々に見るゆめのさだめなき世をまことと思い、貴賎・貧福・生・老・病・死、うまれ来るもの死なぬものなし。信者、常住不死の寂光へ帰らんことを要す。(日扇聖人)
連絡先(nitizai) 水谷信洋

日在h290110 善悪因果道理眼前

信徒各位、日在メールです。忘れても土に落ちたる種は時を得て必ずはゆる。まかんと思えど物におさめてまかざる種ははえたる例(ためし)なし。されば善悪因果の道理眼前なれども、愚かなる人は悪を止めず、善にすすまず。地獄極楽(じごくごくらく)は衆生の心を和らげん為の方便(ほうべん)也とただいいて、無理にしいて好むままに物をいいて他人の難儀をかえりみず。(日扇聖人)
連絡先(nitizai) 水谷信洋

日在h290109 因果の道理

信徒各位、日在メールです。因果の道理しらざる者は、何事も自力にてなるように思わんなれど、凡夫過去をしらず未来をしらず。されば現在もまなこにうつることのみにて、ことわざにいう一寸先はやみ也。(日扇聖人)
連絡先(nitizai) 水谷信洋

日在h290108 今生の昇沈

信徒各位、日在メールです。山にはえたる松・杉・檜も、仏像ときざまれて敬はるあり。木履(もくり)となりて足にふまるるあり。草木国土此のごとし。人間今生の昇沈、過去の因果也。人、明日を思わば今日こそ大事なれ。(日扇聖人)
連絡先(nitizai) 水谷信洋

日在h290107 世の中は

信徒各位、日在メールです。世の中は横づちを宙につりたるが如し。押せば此方へ来る也、引けば向うへ逃ぐる也。(日扇聖人)
連絡先(nitizai) 水谷信洋

日在h290105 富める者は

信徒各位、日在メールです。富める者は楽しみを貪りてすべて後生を知らず。貧しき者は憂いをいだきていよいよ罪障をつくる。(日扇聖人)
連絡先(nitizai) 水谷信洋

日在h290105 むさぼりの迷い

信徒各位、日在メールです。わが心眼はむさぼりの迷いにくらむ故に一寸先は闇。故に真っ先を信行の提灯に照らし今日の闇を除くべきを、灯びを背にして向うの見えぬ眼にて向うをにらむ故に、不祥の災難・火・盗・病の穴に落つ也。(日扇聖人)
連絡先(nitizai) 水谷信洋

日在h290104 欲はこわい

信徒各位、日在メールです。ちえの眼も欲にはくらむ、色に迷へば忠義もわするとて、およそ欲ばかり人を愚かにするものはなし。(日扇聖人)
連絡先(nitizai) 水谷信洋

日在h290103 一月の御講奉修

信徒各位、日在メールです。一月の甲御講は寂光の道しるべ101頁「お看経を増やせばやがて善い報いばかりに」を、乙祥月御講では121頁「現証利益とは」を拝読します。ご法門後の懇談には、寂光の道しるべ教義編75頁「小松原法難(東條刃難)」を読んだ後で新年の抱負を話し合っていただきます。
連絡先(nitizai) 水谷信洋

日在h290102 迷えるゆえに

信徒各位、日在メールです。迷えるゆえに心自在ならず、くくられたるがごとく、つながれたるがごとし。それがために遠きにゆかれず、夜のめも寝られず。日月は明らかなれども迷える人の心はくらし。大地は堅固なれども心の闇には人のふみかぶる穴あり。(日扇聖人)
連絡先(nitizai) 水谷信洋