信徒各位、日在メールです。生きている間には、生れて来てよかったと思える幸福な時もあれば、生老病死という宿命的な苦しみに耐えねばならない時もあります。幸せな時は一瞬で過ぎてしまいますが、苦しみには長くさいなまれるもの。それを考えると、生きるとは苦との闘いです。
連絡先(nitizai) 水谷信洋
月別: 2016年12月
日在h281209 祈る力
信徒各位、日在メールです。仏の知恵をいただくには、自分の計算や予想などは出来るだけ混ぜない方が良いのです。つまりプラス思考で目標を立て、祈願をかけたらあとはあれこれ考えないで頭の中を空っぽにする。お題目を信じ切って夢中になって唱える。すると、思いがけない力が湧き出してきます。
連絡先(nitizai) 水谷信洋
日在h281208 家族の運を良くする
信徒各位、日在メールです。無制限な消費の促進や経済活動の拡大は人々に真の幸福を与えることはありません。人間の生きる喜びとは本質的に別の問題です。しかし、人間は社会の中でしか生きられませんから、良きにつけ悪しきにつけその影響を受けることになります。過度の刺激の中で生きて行かねばならない子供たちに、真の幸福や生きる喜びは「感謝する心」にあることを、先ず教えておきたいものです。
連絡先(nitizai) 水谷信洋
日在h281207 幸運は自分で引き寄せる
信徒各位、日在メールです。どうせ自分はだめな人間だから何をやっても上手くゆかない、などと自分を卑下することは、命を預けてくれた「仏の意志」にそうものではありません。否、それどころか、大変に失礼なことなのです。そんなことを口に出して言おうものなら、本当に不幸の種ばかりを呼び寄せてしまうことになります。
連絡先(nitizai) 水谷信洋
日在h281206 感謝して生きる
信徒各位、日在メールです。短ければ短いなりに、長ければ長いなりに、病弱なら病弱なりに、それぞれ充実した人生を送るには、与えられた境遇の中に喜びを見出し、感謝しながら生きて行くことを忘れてはなりません。それが、命を託してくれた仏への恩返しというものです。
連絡先(nitizai) 水谷信洋
日在h281205 仏の意志によって
信徒各位、日在メールです。命は、宇宙を支配する法則すなわち「仏の意志」によって、生まれるべくして生まれてくるものです。であればこそ、誰しもが、それぞれの人生をよろこんで生きていってほしいものです。感謝して生きることこそが、託された使命を全うすることになるのですから。
連絡先(nitizai) 水谷信洋
白いキャンバス
命とは何か?それは宇宙から預かったものに違いありません。命は、例えて言えば何も描いてないキャンバスのようなものかもしれません。宇宙から白いキャンバスを預かり、それぞれが思い思いの絵を描いてゆく。自分の人生を描きあげたキャンバスは、いつかまた宇宙に返さねばならないのですから、授かり物というよりも一時の預かり物と考えるべきだと思います。
命は創りだせない
そもそも命とは何か。遺伝子操作や臓器移植が可能になるほど医療技術や科学技術が進歩した現在でも、命そのものを創りだすことは不可能と言われています。自分の命は自分がもらったものだから、どんな生き方をしようと自分の勝手だと考える人もいます。しかし、自分たちで創りだせないものが自分の所有物であるものなのでしょうか。
命とは何か
人によって寿命の長短があるのは何故でしょう。生れて間もなく死んでゆく命もあれば、百年を超える命もあります。健康に恵まれた人もあれば、病弱な人もいます。災害で命を落とす人もあれば、生きる辛さに耐えられず自ら命を絶つ人もいます。そもそも命とは何か。
引き継ぐもの
人の寿命は尽きても、それが誰かの記憶にとどまっている限り、その人生の足跡が消えることはありません。人間は先祖代々、そうやって命を受け継いできたのです。生きた記憶だけでなく、生きる使命も併せて引き継ぎながら。(道しるべ15頁)