佛立本旨講妙應寺


寂光の道しるべ ④ 信心をすれば運が良くなる、守られる


日扇聖人ご教歌
信行を大事とすればおまもりの
ありて現世も無病息災
自分はいつも何かに守られている、運が良い、と信じることが幸運を呼び寄せます。
日常の些細な出来事にも、運が良いと思えることがあったら「ありがとうございます」と声に出してお礼を言いましょう。すると、運が良いと思える出来事がさらに増えてゆきます。
それが習慣になると、今日も健康に恵まれた、無事に過ごせた、という当り前と思っていたことにも感謝の思いが感じられるようになります。
また、先祖のお陰に感謝し、子孫の幸福を願えるようになると、更に大きな力によって守られるようになります。
更に、他人の幸福を願えれば、もっと大きな力が、我々の人生をより有意義なものに導いてくれます。但しこれには、仏のお力を頂く必要があります。
先祖に感謝するには、お寺で回向し塔婆を建立する、他人の幸福を祈るには、お寺で祈願をかけるとよいでしょう。
その心得を家族に見せられれば、子孫繁栄にも力となってくれます。これらの喜びを頂くには、感謝して生きるという自分の努力の上に、妙法蓮華経に包まれた仏の教えの力を恃む必要があります。
結局、「ありがとうございます」という感謝の心をもって妙法を声に出して唱える習慣が、あらゆる喜びを与えてくれます。その心得を教わる道が信心修行です。

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