佛立本旨講妙應寺


佛立本旨講初燈明料奉納、本堂護持ご有志

お参詣ありがとうございます。
今朝は佛立本旨講初燈明料奉納と、本堂護持ご有志についてご披露させていただきます。
新年の始めにさせて頂く初燈明料の奉納は佛立本旨講弘通発展のために同志寺院との交流また全国の特別教区の発展や親会場の充実、妙証会などもろもろに亘ってご弘通に役立つご奉公ですからその功徳は甚大です。
例えば、あるご信者さんは子どものころ毎月のお小遣いから初燈明料をとりわけお年玉からもお初をとって買いたいものも買わず初燈明料に気張りました。ある雑誌の懸賞に買いたかったベンチコードがあり早速応募いたしますと、見事当選。本人も家族もともに喜び合ったというご利益談がありました。
また功徳箱を活用しまして、ご利益をいただいたご信者さんもいらっしゃいます。毎朝のお給仕、お看経後に功徳箱には初燈明料、そしてお賽銭箱にはご有志料を積んで参りますと、不思議と家族に病や災難にも合わず元気で一年を過ごすことが出来、また初燈明料もご有志も無理なくできて一石二鳥のご利益ですというお話も報告されています。
しかし財のご奉公となりますと、二の足を踏む方も案外と多いようです。それでいて財の功徳は人一倍戴きたいと願う勝手なところもあるようです。
お互い生きてゆくうえでお金が必要であるように、皆様の外護がなければお寺の維持も発展もなく、開講本旨再興のご奉公も行き詰まってしまいます。自分はご有志せず、お蔭だけは欲しいという考え方は、三祖聖人の教えを頂く信者といたしまして、好ましいものではありません。
今年は念願の新本堂も建立され、法人挌も取得でき、さらにいろいろな面を改良させていただき、開講本旨再興・ご弘通発展という大目標に向かって前進してゆく年でもあります。その根本道場となるべきこの新本城を大切にお守りするのが、お互い教講の大事な務めとなります。皆様の法城護持の尊いご有志によって建立費の返済、維持修繕、ご弘通諸経費などの充実を図り、物心両面にわたって正しい信行を広め、ご弘通を支える基金となるのですから、お初燈明料や法城護持のご有志は誠に功徳甚大な財のご奉公となります。またこのご有志を勧めるご奉公はさらに大きな功徳が頂けますので、役中さん方が率先してご有志に気張られると同時に、貧女の一灯の志を家族や班内に伝え、家族一人一人が、また班内一軒残らず、惜しい欲しいの心に打ち勝って身分相応に精一杯心のこもったご有志が奉納できますようにご奉公に励まさせていただくことが大切です。み教えに、手の苦己に帰す、の教えの通り、ご有志した方も勧めた方も必ずご利益が頂けます。その喜びが喜びを招く原動力となって信心が増進に、現世安穏、後生善処の道が開かれて行きます。  御法様の為、法城護持の為思い切ってご有志させて頂いた功徳が結局は自分が救っていただくことになるのですから、喜んでご有志させて頂きましょう。これからも妙應寺では日尚上人報恩ご奉公成就を願いご教導いただいたお敬いの心、異体同心の結束、お講席の充実、随喜轉教などなお一層見直し、改良させて頂きまして、開講本旨再興を目標に同志寺院との交流、全国各地の特別教区や妙証会のご弘通発展の為、さらに親会場の充実発展また信行相続や新入信徒の育成に努力精進してまいりますので、その支えとなる法城護持ご有志を連合教区、ご家庭にとご披露を徹底させていただき、、随喜奉納をよろしくお願いいたします。なお、佛立本旨講初燈明料の奉納は従来の手順通り、教区で取りまとめ1月31日までに本堂事務所にお納めくださるようお願いいたします。また4月から始まる佛立本旨講の根本道場となる新法城護持のご有志はまずは借り受けの返済、維持費や修繕などの経費を支えご弘通発展につながる大事な大事なご奉公ですから、教講ともに志篤く奉納させていただきましょう。申込は例年通り、軒数、人数、何口と、教区ごとにまとめまして、受け持ち御講師を通して本堂事務所に提出していただきますようお願いいたします。
ご披露は以上でございます。 
平成29年1月4日
神野照報師

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